節約の鬼になった女性に届けたい、「お金を作る」という発想
and Ricco (アンドリッコ) 2016年 02月号 [雑誌]
主婦向けの雑誌やサイトで、節約に関する特集がよく組まれています。
この手の特集や記事はとても人気らしくって、
節約アドバイザーみたいな人が
テレビや雑誌で引っ張りだこです。
節約って色々なアイデアがあって楽しいですよね。
けれどお金について学んでいくと、
1円10円の節約も大事な反面で
それ以上に大切な考え方に気付きました。
節約×2で、ストレスが溜まってきたなーと感じる女性にはもちろん、
奥さんや彼女が節約の鬼になってしまって…
二次的被害を被っている人に
知っておいてほしいことを書いてみます。
男性と女性の金銭的価値観の大きな違いとは?!
夫とお金の話をしていて最近とても気付くことがありました。
それは…
男性は万年円単位、女性は1円単位で物事を考える
ってこと!
女性は細かいお金の単位を見るのが、すごく好きかもしれないです。
私自身は女性と言っても、投資やビジネスに触れている環境なので、
「ああーまた1円単位を気にしてしまったなー」
と反省してしまいます。
同じ家庭用品でも、298円か398円ですごく悩む…みたいな(^_^;)
妊娠中なのでより保守的と言うか、
女性らしい部分が出てしまうのかもしれません。
一方で男性の夫は、マイホーム構想に必死。
自分が100円単位の買物で悩む横で、
1,000万単位を考えています。
また大きな節約効果としては、固定費削減が効率的です。
https://toushihajime.com/2wari-hiketsu/
そのことを分かっているので、
電力自由化の見直しや格安スマホの検討に勤しんでくれています。
毎月1,000円減らすことで、
小さな節約アイデアに取り組む「時間」を
買っているイメージでしょうか。
すごいなーこういうところを見習わないとなーと、
最近の自分は感じています。
女性が一般的に節約が得意な理由とは?
女性が節約得意な大きな理由は、
お金に対する考え方にあります。
得をするよりも損を避けるという、「守り」に近い部分。
そんな特性にあるのではないでしょうか?
守る以上は1円も損をしたくないといった感情。
それ故に、1円単位で物事を見る傾向にあると思います。
これは私自身にも感じています(^_^;)
それに、この1円単位を守る発想自体は、悪いことではないと思います。
それに守り思考の強い男性もいれば、攻め思考の女性もいますし…
個人差は多少あるのかと思います。
けれども節約アイデア系で盛り上がるのは、
だいたい女性同志かも。
手にしたお金を守る才能ってのはある意味、
女性の方が慣れている分優れているかもしれません。
ただそこで頑張るあまりに、どんどん1円単位で血眼になって
ストレスが溜まってしまうケースとか…
節約疲れから、消耗品をもったいなく感じて
家族に被害が及ぶなど…
精神衛生的に良くない事例もあるようです。
トイレのタンクにペットボトルを入れて、水道代節約の図は…
さすがに衝撃を感じました。
それにシャンプーを使いすぎるともったいないからと、
シャンプーで髪を洗うのは2日に1回と
家族に命令した家庭もあるとか…
これらは極端な例かもしれませんが、買物するだけしておいて
もったいなくて使えず、気付いたらタンスの肥やしってのも
それに近い心境かなーと。
いくらで買うかを選択する節約の瞬間だけを楽しみ、
結局使わなかったら本末転倒ですからね。
そんな時ふと、このことを思い出してほしいんです。
お金は作ることもできる!
ってことを。
女性がお金を作る発想を持つための2つのヒント
節約について考えて楽しいを通り越した時に、
今あるお金を増やそう!という発想に持っていくと、
前向きな考え方になります。
この時に考えるべきことは2つあります。
1.自分たちがお金を増やせるアイデアを色々と考えてみる
お金の作り方は色々と考えられます。
自分だったらどうやったらお金を作れるだろう?と、
アイデアを張り巡らせる。
これがスタートラインです。
そうすると、それに見合った情報が入ってくるものです。
自分達ができそうなことを得られそうな本を買ってみたり…
私が30代~40代の女性を想定して考えた、お金を作るアイデアです。
- お金の作り方のアイデア例
- ダンナさんの稼ぎが増えるために働きかける
(資格取得応援、気持ちよく働ける環境作り) - 毎月かかる固定費を見直す
(月1,000円の固定費削減=月1,000円の不労所得) - 貯金の1割(できれば2割)を使ってお金について学んでみる
- 家にある使わないものをネットを使って販売してみる
- 得意のお裁縫で作ったものを売ってみる
(最初は無料で使ってもらってモニター、感想を付けて売ってみる) - 書くことが好きならブログで収益化を考える
(1記事○○円で書いて提出すればお金になるケースも) - FXや株式投資など少額からできる投資を始めてみる
1.は、家計に入ってくる収入(インカム)を増やすという、
単純発想から。
資格手当があれば、
その資格に向かってチャレンジすればいいんです。
もっとも本人のヤル気次第なので、
モチベーションを付けてあげることが大事。
仕事上接待が不可欠な環境なら、接待疲れの夫を労ってあげるとか…
気持ちよく日々働ける環境作り。
小さなことですが、積もり積もれば大きな結果になるのかも。
2.に関しては、固定費を減らすために動くことで
100円200円の節約では得られない世界が広がっていきます。
固定費の削減で有名なのは、毎月の保険料の節約です。
人によっては必要以上に保険をかけているケースもあります。
貯金を増やすのに保険も活用できる3つの理由
3.については、お金に関するルールを学ぶという発想です。
節約も大切だけれども、お金ってそもそも何だろうってことから
お金が入ってくる仕組みについて、とにかく学んでみること。
すると、298円か398円で悩むよりももっと大きな目線で。
木よりも森を見ることで、結果的に
大きなお金が入ってくるようになります。
https://toushihajime.com/okanedeokane-fuyasu/
4.以降は、自分でもお金を作るために何かできないか?と考えてみて
出てきたアイデアの一例です。
人によって得意不得意はあると思いますが…
ジュエリー好きから起業した女性もいます。
得意なことを収益化するアイデアを書き出してみて、
できそうなことから取り組んでみる。
取り組みもしないで、向いている向いていないは測れないです。
それは投資もビジネスも一緒なのかと。
2.お金を得るにはまず自分から世の中に価値を与えること
お金をほしい×2と思うことは大切だけれど、それだけでは足りません。
お金を作るには、世の中に価値を与えるってことが大前提です。
お金は与えた価値の総量になるので…
自分が我先に「もらうことだけ」考えていては、
決して入って来ないのです。
このことを知っておくと、1.のお金を作り方を考える段階で、
自分なら何ができるかを考えるって考える理由が分かると思います。
お金について学んでみるの記事一覧
お金の教養講座でお金について学んでみる(次ページ)